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少女まんが館 賛助会員募集のお知らせ


1997年、「少女まんが世界の永久保存」という理念をかかげ、少女まんが専門の私設図書博物館として、少女まんが館はスタートしました。今年で27年、2002年の一般公開からは、22年が経ちたました。

これまでにご寄贈ほか、さまざまな形でご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございます!

これからも長く少女まんが館を続け、次の世代に伝えていくために、
少女まんがファンならびに少女まんが館ファンのみなさまに、ご支援のお願いです。

今期半年分の賛助会員を募集いたします(令和6年9月~令和7年2月分)。


会費(税込) 3,300円~
 *ふとっぱらのかた、多めの金額も大歓迎でございます。


会員特典は3つ。

その1【臨時開館リクエストができる】
 土曜日の定開日以外の日、臨時開館リクエストができます(金曜日、日曜日、月曜日)。賛助会員さまと同伴者2名、一度に3名までOKです。定開日の来館予約同様、お気軽にメールください(1週間前までにお願いいたします)。

その2【宿泊リクエストができる】
 金曜日から日曜日まで宿泊ができます。一度に2名(同伴者1名)、1泊まで。土曜日午後だけでは読む時間が足りない……ゴロ寝でもかまわないから、泊まりたい、そのようなワイルドなかた向け。山小屋やバンガローに泊まる感覚で考えていただけると、ありがたいです。こちらもお気軽にメールください(1週間前までにお願いいたします)。
 冷蔵庫(冷凍庫なし)と電気湯沸かし器あり。布団、シュラフ、タオルなどお貸しできます。シャワー付きお風呂は一応あります。トイレは災害に強い汲み取り式(臭突:臭いをとる煙突)がついているので、臭くはないです。

その3【蔵書探しリクエストができる】
 お探しの作品やコミックス、雑誌(『○○』○年○月号)などありましたら、お調べいたします。

 蔵書の概要 https://note.com/ooi_saru_jomakan/n/na826d36ad574
 蔵書検索 https://www.nerimadors.or.jp/~jomakan/data/
 蔵書リスト(CSV)ダウンロード https://www.nerimadors.or.jp/~jomakan/data/howto.html

 上記でもわからない場合、お気軽にメールください。
 「瞳に星がいっぱいある昭和の少女まんがを知りたい、読みたい」などの調べものの協力もいたします。
 作品名や作者がわからないけれど、どうしても読みたい作品がある---という場合なども、お気軽にご相談ください。


【その1】と【その2】は開館期間(4~10月)の利用となります。
が、本年度は11月でもOKです。

【その3】は、2025年2月28日まで受け付けます。

上記はすべて会員さま特典ですので無料です。


支払い方法は、
●ペイペイ
●ゆうちょ銀行
の二通りです。

賛助していただけるかた、メールでお知らせください。

下記をコピーして、ご利用ください。

 宛先:
 (画像になっています。お手数ですが、アルファベットを打ち込んでください)
 件名:女ま館賛助会員申込

 名前:
 ご住所:
 電話番号:
 振込方法:ペイペイ/ゆうちょ銀行
 ほか(なにかひとこと):


●締め切り……2024年9月5日(木)
 *会員特典には特にこだわらないというかたが、もし、いらっしゃいましたら、来年2025年2月21日(金)までお受けします。


どうぞよろしくお願いいたします!


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●補足(少女まんが館の近況など)

 少女まんが館は、館主ふたり(中野純と大井夏代)の個人運営をしてまいりました。が、貴重な蔵書の増加に伴い、抜本的な蔵書整理の必要性を痛感。もはや、個人技ではむずかしいと思い……。

 昨年度(令和5年度)、文化庁の公募「文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業」に、館主の会社(有限会社さるすべり)の事業として「少女まんが館蔵書の整理・メタデータ化プロジェクト」の名称で応募。無事採択されました。

 https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/93892701_01.pdf

 数人のスタッフとともに蔵書の総量調査を行い、蔵書総数は約4万冊であることが判明。また、蔵書の一部をメタデータ化することによって、約2000冊(雑誌)の蔵書検索がネット上で可能となりました。

令和5年度文化芸術振興費補助金 メディア芸術アーカイブ推進支援事業における採択事業概要について https://macc.bunka.go.jp/news/4656/

 今年(令和6年度)は、付録やグッズ類の総量調査をメインにすることで、上記の文化庁補助金の採択団体となりました。
この事業は1年単位で応募するルールになっています。

 https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/94066601_01.pdf

現在、数人のスタッフと付録やグッズ類の大まかな仕分けをしています。点数をどのように数えるのか、分類はどうする? 写真にどうやって撮る? 組で? ひとつひとつ? 1点と数える定義は? 課題は山積みですが、ひとつひとつ解決して前進するのみと思っています。

 令和6年度文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業について
 https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/94006901.html


 令和5年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業_少女まんが館_参考資料(公募時のPDFファイル)

 令和6年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業_少女まんが館_参考資料(公募時のPDFファイル)

 蔵書整理を仕事化することで、より利用しやすい少女まんが館の基盤が整いつつあります。


 また、増え続ける蔵書の新たな保存庫として、今年春、熱海分室を開設。昭和時代(~1989年1月7日)までに発行された雑誌やコミックスの重複分を移動しました。8月には段ボール62箱2000冊ほどの大量寄贈を熱海分室で受け取りました。熱海分室は、年一回ほどの一般公開を予定しています。


 今後、少女まんが館は、館主ふたりの寿命がつきるまで、がんばろうと思ってはおりますが、われわれも還暦を過ぎて、いつ死んでもおかしくないお年頃となりました。少女まんが館をより長く続けるため、次の世代に伝えていくために、新たな体制にトライしたいと真剣に考え、今回、みなさまからのご支援をお願いしようと思うに至りました。


 会費は、普通に社会人として生活をしていらっしゃるかたでしたら、無理のない金額ではないかと思い、設定しました。


 より利用しやすい少女まんが館の存続のために、賛助会員さまになっていただきますことを、心よりお願い申し上げます。


2024年8月21日 中野純、大井夏代



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