[目次へ戻る]
名古屋短大付属高校制服です。タイは違うものですが。大学の二年の頃に自主制作のビデオに使うと言って買ったものです。私が初めて自分で買った女性用衣料品で、大変思い出深い一品です。この頃はまだ親元におりましたし、今ほどおおっぴらに女装もしてなかったし、家に帰って箱を開けて袖を通す時にはドキドキしましたねー。電話帳であちらこちらと電話を掛けまくってみつけた覚えがあります。結構大きなサイズの制服って扱ってくれない店がありましたね。でも、最終的には特注するでもなく手に入ってさすがにセーラー服は大きなサイズまであるなーと感心しました。受け取りの時に「あなたが着るの?」と言われてドキっとした覚えがあります。確か上下で3万円くらいだったような記憶があります。
東海大付属菅生高校夏制服のジャンパースカートにブラウスを合わせて着ています。菅生の夏制服はホワイトドールという中古制服店で買いましたが、買った時に店主から「これに目をつけるとはマニアだねぇ。これはフライデーが取材に来たときにも大きい制服として載ったことがある制服だよ。いや〜惜しいなぁ。」と言われて以降、その店に行く度にすっかりマニア扱いされてしまっているとゆー。ちなみにホワイトドールはブルセラとは一線を画する正統中古制服屋さんで、女装する制服好きの女装者のために特に大きなサイズの制服を集めているのです(店主自ら制服好きの女装者だし…。)。費用は夏用の前開きセーラー服とジャンパースカートに青い三角のタイとブラウスをサービスして貰って7万くらいだったかなぁ。靴はTenという大きい靴の専門店で買った数千円のローファーです(靴下は普段履いているソックス)。
美少女戦士セーラームーンより、セーラージュピターです。知り合いがフイに「作ったら着る?」というので「うう、デブだから見られないものになりそうだけど、着てはみたい。」といったら作ってくれてしまったのでした。この衣装の設計にあたっては結局ブリブリ注文をつけてしまったので「作って貰いながらそこまで言う?」とか言われてましたが(汗)。この衣装はメンテナンスの容易さを考えて各パーツが皆バラバラに取り外せるようになっているのです。材料実費くらいは払うと言ったのですがまだ払っていません。一体幾らかかっているのでしょう。実はこれを作った人がマーズをやって、他にマーキュリーとビーナスを友人がやってコミケにも行きました(初コスプレ)。靴はTenでバーゲンで買って1万円くらいでした。
就職して沼津に来てみつけた制服を扱っている紳士服店で作った制服です。沼津西高校という学校の冬服(左)と夏服(右)です。最初は別の学校のが作りたかったのですが、そこは店を指定している指定校で、店の人と相談していて紹介された別の学校の制服がこれでした。最初は地味かなーと不満もあったのですが、慣れてみるとセーラーカラーのダブルのブレザーの三つ揃いは結構飽きないし、セーラーカラーに水色のラインの夏服は見た目にも、実際に着ても涼しくて着易いのです。世間の評判も結構いいしね。値段は冬服が三つ揃いで3万少々。夏服が上下で2万少々でした。
コナミのゲーム「ときめきメモリアル」より、きらめき高校制服ですね。「皆で制服を揃えて撮影しようよ。」と知り合いに誘われて、残業続きで丁度手元にアブク銭があったので、夏・冬服同時にゲーメストというゲーム雑誌の通販コーナーで注文しました。XLサイズ夏・冬とも上下で各3万円でした。商品提供元のCOSPA自身が驚いていたという噂が伝わってくる程注文が殺到したらしく、手元に届くまでに結構時間が掛かりました。届いてから新宿御苑で撮影会をしました。それにしても制服撮影会の企画が先にあって、制服を買い、最後にゲームをやったという(汗)、普通は順序が逆ですな。
女装する人で着ているヒトがいるという噂を聞き、着てみたくなって連絡をつけて教えてもらい取り寄せました。
井筒というのは元々巫女装束のみではなく神具(鳥居や御簾、雅楽器から御神籤に至るまで)、歴史的衣料全般(十二単から裃に至るまで)を扱う店で、京都の本店には歴史的衣料の博物館まで併設されています。
電話かFax.で資料を請求すると立派なカタログが送られてきます。例によってサイズは別注になってしまいましたが、ちゃんと作ってくれました。
値段は生地によって全然違いますが、私は白衣、緋袴で約3万、舞衣が約1万。白鼻緒の男子用草履(女子用は角が丸いなどの違いがあるけどサイズの問題で履けないので)が約6千円でした。足袋は普通の小間物屋で約3千円でした。
以前から九州の女装家白井ミキさんにそそのかされていたが、「うさぎハウス」というサークルの同人誌が切っ掛けになってついに舞台衣装の老舗チャコットでオーダー。そうでなくてもチャコットって何となくダンスしない私に取っては入りづらいような雰囲気がする中、チャコットでの仮縫いは結構ハズいものがありました。本体に耳、カフス、カラーを付けて一式で約8万円。ハイヒールが中々みつからなくて結局Tenで約2万円。トータル10万超。モトを取るべく(?)コミケで着て歩いたけど評価が割れましたねぇ。誉めてくれた人もいたけど、とあるプロな漫画家の描いてる某同人誌じゃ、「目が腐るほど醜い」とか「死んでくれ」まで書かれてしまいましたとサ(泣)。まー衣装のデキはいいと思うので写真はのっけときますが、着ている人については論評無用ということでヒトツ(笑)。
インターネット上で見つけたフェイスという通信販売ページで注文購入。約9千円でした。そのページのサイズ表に乗ってない特大サイズを送ってもらったにも拘わらずチャイナはやっぱり細いのか胸周りが足りず、結局近所のクリーニング店に頼んで300円でつまんである部分を出して貰ったとゆー。それでも実は上下方向が若干不足していて、膝までの筈のスリットが足の付け根近くまで来ちゃった。でも女装とは無関係の知り合いの男女に結構評判が良かったりします。
写真撮影の機会がなかったので写真はなし。
シルクローズへ知り合いと共にその知り合いのデザインを持ち込んでオーダー。エプロンとドレスで費用は3万5千円。一緒に行った知り合いは標準的なサイズだったので3万円。ただ、受け取りの時に「見積もり間違えて工場を泣かせちゃった」と愚痴られたそうなので次に誰かが注文するときはもっと値段が上がっているでしょう。靴は制服と同じローファー。着て新宿を散歩してプリクラまで撮ったりしました。周囲の人には「日本食堂のウェイトレス」と言われています。余談ですが、エプロンの背中側はやっぱり交差させた方が実用的なようで、しょっ中ずり落ちます。
今更という感もあるけど、どーしても着てみたかったのだー。原稿執筆中の現在、コスチューム三番地(みつばち)にて制作中。衣装と髪飾りをフルオーダーして費用は8万5千円。靴はシマ・スポーツというプロレス用品屋さんに発注中で、費用は3万5千円。三番地でフィッティングの際に店のヒト曰く「サイズ通り作ってみたら、あんまり大きいから着せて見る迄不安だったのよー(笑)。」…あはは(タメイキ)。ただ、この店は本格的にドレスを作っていたというだけあって本格的でして、試作を作って相談しながらフィッティングしてくれます。あとの問題は手首のアレをどうするかだなー。まだ完成してないので当然写真はなし。
以上めぼしい衣装の入手に関する逸話と費用概算、入手先へのアクセス方法を紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?まー世の中、私より小柄な人の方が多いのでここまで苦労せずに済むかも知れませんが(笑)。
しかし、NTTの宣伝じゃないですが職業別電話帳は店探しには欠かせませんねぇ。以上で紹介した入手先のかなりの部分は電話帳で探しましたから。
後は、店の人には思い切ってトッとと目的を話してしまって正直に自分が着ることを打ち明けてしまって相談に乗ってもらうことですねぇ。店の人もプロの商売人なので大概の店ではベツにイヤな顔一つせずに相談に乗ってくれます(たまにはウケてしまうことすらあります。)。それに私たちが思っているよりずっと世間の人々ってのはイロイロいるんで、ちょっと変わった衣装を欲しがるくらいではお店の人はそんなに驚かないですよー。
最後に本文では紹介しなかった普段着系の衣装の収得源を紹介して結びに変えましょう。私は就職後沼津につい最近まで3年ほどいたのでその頃の数少ない源はスーパーの「イトーヨーカドー」とそれに隣接する専門店街にあった伊勢丹系の大きいサイズの婦人服店「カプリ」と「ニッセン」の通販でしたねー。「イトーヨーカドー」と「ニッセン」は下着の入手にも役立ちました。「カプリ」では水着も買ってたなー。
ということで、色々なコスチュームを楽しみましょうね。でわご機嫌よう。